岡山県美作市の湯郷温泉観光協会は、かねてから要望が多かったレンタサイクルを今月から始めた。コロナ禍で三密回避が求められる中、オープンエアーでのリフレッシュと快適な観光スポット巡りを満喫してもらい、地元サークルなどの利用も進める。
愛称は「みまチャリ」で、電動アシスト付きスポーツタイプ、長距離走行にも適したクロスバイク、女性や子どもも乗りやすい小型の3種を5台ずつ配備。温泉街の観光案内所で貸し出しているほか、連携するゲストハウスとして同市海田の「茶畑の宿 土里風」と勝央町植月中の「居易庵」でも予約すれば借りられる。
緊急事態宣言中も対策を取りながら実施しており、温泉街の飲食店でテークアウトしたランチを野外で味わったり、市民サークルやグループでの活用を提案。動画投稿サイト・ユーチューブで、県の「ハレいろ・サイクリング サブルート」認定コースの「湯郷温泉・海田のお茶ルート」、那岐連山を眺めながら奈義町現代美術館などに立ち寄る「なぎ散策ルート」の紹介もしている。
時間は午前9時〜午後5時。料金はオープン記念として当面、1時間あたり電動アシスト付きが1000円(1時間追加ごとに700円プラス、1日最大5000円)、スポーツタイプ、クロスバイクと小型が500円(同300円プラス、同2000円)。
問い合わせは、湯郷温泉観光案内所(●0868720374)。
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湯郷温泉観光協会が始めたレンタサイクル
湯郷温泉にレンタサイクル
- 2021年5月22日
- 経済・産業