津山さくらまつり開催中の津山城（鶴山公園）は桜の満開と週末が重なり、晴天のもと大勢の家族連れや行楽客でにぎわった。咲き誇るソメイヨシノを愛（め）でながら、多彩なイベントやグルメなどを満喫した。
１日は５５３７人、２日が今シーズン最高の２万９６７人、３日は１万９２８０人の人出となった。26日の開幕から３日までに５万８６０３人が入園。まつり期間の半分を残し、昨年のまつりの実績（５万９８２２人）とほぼ同数に達した。
訪れた人たちはご当地グルメに舌鼓を打ったり、園内を散策して咲き誇る桜にうっとりと見入ったり。ステージイベントも次々に繰り広げられた。
３日は備州岡山城鉄砲隊が表中門で演武。”ドォーン”というごう音の連続に、観衆からどよめきと拍手が沸いていた。また、田町奴保存会が初登場し、馬場の段と表中門で華麗な毛やりさばきを披露してまつりを盛り上げた。
まつりは10日まで。９日午後１時半からは、あばれる君の爆笑お笑いライブ。同日午後７時からの「夜桜スペシャルステージ」では、市出身の和太鼓奏者・坂本雅幸さんとロックバンド「ザ・ブルーハーツ」の元ドラマー・梶原徹也さん、篠笛演奏家・阿部一成さんが共演する。同日午後８時からは打ち上げ花火がある。
