神代の「神代梅の里公園」で、さまざまな品種の梅の花が咲き誇り、赤や白、ピンク色に園内が彩られている。行楽客たちは爽やかな香りがただよう通りを散策しながら春景色を楽しんでいる。ピークは18日で、見ごろは23日まで。
園内の約4㌶の丘陵には、白く愛らしい「甲州小梅」、色鮮やかな「鹿児島紅梅」をはじめ14品種、約2000本の梅林植えられている。梅の里管理組合によると、咲き始めは例年より早い2月上旬だったが、その後の寒波の影響で成長に遅れていた。3月に入り暖かくなったころ、一気に花が開花したという。
鳥取市から訪れた山口勝明さん(71)は「もう6回は来ている。こんなにたくさんの梅の花が咲く場所はそんなになく、圧巻の景色。また来年も来たい」と話していた。
同所では26日まで「梅まつり」を実施しており、特産品や軽食などを販売している。18、19日は地元の人たちによるバンド演奏やカラオケ大会を開催する。
爽やかな香りがただよう春景色「神代梅の里公園」梅の花見頃 / 岡山県津山市
- 2023年3月17日
- 自然