特殊詐欺被害を未然に防いだとして、津山署は22日、鏡野町寺元の津山信用金庫鏡野支店と職員の髙林綾子さん(34)に感謝状を贈った。
同署と同支店によると、2月10日午後2時ごろ、市内の70代女性が訪れ、現金の送金について尋ねた。窓口で応対した髙林さんが理由を聞くと、女性が持っていた手紙を見せて「20億の賞金が当選し、受け取り費用(6000円)を振り込まないといけない」と話したことで不審に思い、詐欺の可能性があると女性に伝えて同署に通報した。
贈呈式は同署であり、岡秀明署長から感謝状を受け取った髙林さんと黒瀬有史鏡野支店長(46)は「大切な財産を守ることが出来てよかった。今後もお客さんとの会話の中で不審な点がないか、確認するようして気を引き締めて勤務をしていきたい」と話した。
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特殊詐欺を防ぎ、感謝状を受け取る髙林さん
特殊詐欺未然防止で津山署が津山信用金庫に感謝状贈る
- 2021年2月27日
- 事件・事故