「現代ガレ展」が岡山県津山市椿高下のちんがらやフロアで開かれ、ルーマニアの職人によるアールヌーボー調の優美なガラス工芸が来場者を魅了している。6日まで。
日本・ルーマニア文化交流会の100周年記念企画として、エミール・ガレの作風を受け継ぐ作品約50点を展示。
独特なマッシュルームスタイルのランプは、ブドウやカエデ、アヤメなどの繊細な絵柄がやわらかな明かりに浮かぶ。さらに花器、フルーツボウル、抹茶茶わん、水指といった茶器もあり、どれもジャポニズムの影響を感じさせる味わい。
主婦(51)は「ランプは洋室、和室どちらにも合うテイストがいい。茶道具は夏向きな感じがすてきで使ってみたい」と話していた。
午前10時〜午後6時(最終日3時まで)。
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優美なランプに見入る来場者
現代ガレ展/岡山・津山市
- 2020年7月4日
- イベント