美作第一小学校4年生36人が17日、林野高校(岡山県美作市三倉田)で音楽の授業の一環として箏(こと)=琴=の体験学習に取り組み、高校生らの指導を受けながら日本の伝統楽器に対して理解を深めた。
林野高校では生徒が近隣の小学校に赴いてスポーツや学習補助をする「出前授業」を行っている。和楽器について学ぶ児童に「本物に触れる機会をつくりたい」という小学校の依頼を受けて今回は琴部の部員2、3年生3人が参加した。
始めに部員たちが演奏を披露。その優美な音色に耳を傾けた後、子どもたちは琴爪(箏爪)の付け方を教わり、早速挑戦。高校生たちに教えてもらいながら弦を丁寧にはじいていき、「さくらさくら」を奏でていった。初めて触れる楽器にとまどいながらも根気強く真剣に取り組む姿も見られ、授業を通して高い関心を示していた。

清原莉愛さん(10)は「箏から奏でられる日本らしい独特の音に興味があって、ずっとやってみたかった。弾くのは難しかったけど、優しく教えてもらい、弾けるようになったのでとてもうれしい。興味がわいたので習ってみたいとも思った」。部長の龍門実保さん(17)は「演奏するのも教えるのもとても緊張したけど、興味を持って聞いてくれてよかった。箏の魅力を多くの子どもたちが知ってくれたら良いなと思う」と話していた。
