町内会が神社のしめ縄づくり 戦後から続く恒例行事/岡山・津山市

歴史・文化 小縄をねじり合わせて大縄をつくる参加者=岡山県津山市で
小縄をねじり合わせて大縄をつくる参加者=岡山県津山市で
         

 岡山県津山市の志戸部町内会は10日、公会堂で志戸部八幡神社の新年の鳥居などを飾るしめ縄づくりを行った。

 戦後から続く恒例行事で、同町内会の壮和会と農家組合の計約20人が参加した。

 稲わらの束をより合わせて真ん中の太い箇所が直径1センチになるように、長さ4メートル弱の小縄を9本つくった。続いて3本の小縄を5人で力いっぱいねじり合わせて大縄を3本仕上げ、ハサミを使って整えた。

 しめ縄は大みそか、鳥居と拝殿、輿(こし)蔵に飾られる。河野積二副町内会長(68)は「これで新しい年を迎えられる。ほっとしました」と話していた。


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