異業種連携プラットフォーム(津山市地域雇用創造協議会主催)が23日、山北の市総合福祉会館で開かれ、多種多様な事業者の代表ら約70人が交流した。
約1年振りの開催となった今回は事業PRタイムを設け、12社・団体が最新商品やサービスを発表した。このうち縫製業の笏本縫製(桑下)はコロナ禍のなか「仕事の80%がなくなった」とした上で逆境を逆手に取り開発中の「息がしやすいスポーツトレーニング用のマスク」を披露した。
交流・懇親会では法務や金融などの支援員を交え、活発に情報交換した。希望する企業を仲介するサービスもあり、活況を呈していた。農業用資材卸売業の30代男性は「初めて参加したが、普段は出会わない人たちと話ができて刺激になった」と話していた。
同プラットフォームは地域企業が業種を超えて連携して新商品を開発し、全国に発信する仕組み。2015年にスタート、年に1〜2回開いている。賛助会員企業は美作地域を中心に約210社。
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自社の事業をPRする参加者
異業種連携プラットフォーム開催、約70人が交流
- 2020年11月7日
- 経済・産業