白加美神社(小田中)の「正月獅子舞」が3日、疫病退散を祈念して同所の田中町内を巡り、地域住民らに喜ばれた。
コロナ禍による昨年の秋祭り中止を受け、同町内会(國政弘志会長)と白加美神社奉賛会(松尾善彦会長)が新春に災厄をはらおうと初めて企画。
先月上旬から練習を重ねていた中高生を含む有志26人が参加し、神社で身を清めた後、各御旅所などで雌雄の獅子がしの笛と太鼓の軽快なおはやしにのせ、勇壮な舞いを披露した。ご利益にあやかろうと集まってきた家族連れらが獅子頭にかんでもらい、笑顔があふれていた。
会社員・坂手志津恵さん(44)=同所=は「今年はいつもより静かな年越しだったが、新春らしい気分になれて元気がでた。町内も活気づいていい」と話していた。
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疫病退散を願い獅子頭にかんでもらう子どもたち
白加美神社「正月獅子舞」
- 2021年1月6日
- 祭事・神事・法要