皆既月食と惑星食442年ぶりの”共演”

天候・災害
         

  満月が地球の影に入り、赤黒く見える皆既月食が2022年11月8日夜、約1時間半にわたって日本全国で起きた。その後の部分月食が終わるまでに、天王星が月に隠される「天王星食」も発生。珍しい天体ショーが岡山県津山市内からもよく観測された。
 国立天文台によると、月食中に太陽系の惑星が月に隠されるのは珍しい。日本で次に起きるのは2344年7月26日の土星食で、322年後になる。次の部分月食は2023年10月29日、皆既月食は2025年9月8日という。
 津山市内でもカメラや双眼鏡を手に空を見上げる人たちの姿が見られた。


(写真)岡山県津山市で観測された皆既月食と接近する天王星=8日午後8時半ごろ

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