美咲中央小学校=岡山県美咲町=6年の芦田みゆさん(12歳・真庭スイミングクラブ所属)が、21日に東京で開幕する「第46回(2023年度)全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会」のバタフライ種目50メートルと100メートル(11〜12歳)競技に出場する。
「水遊びが大好き」で5歳のころからスイミングスクールに通い始めた。小学1年生の時に育成コースに進級し、2年生で選手に。さまざまな泳法を練習していく中で、「一番早かったから」とバタフライを選んだ。
昨年秋からめきめきと頭角を現し、この6月の県選手権水泳競技大会100メートル無差別で7位に入り、1分5秒73で県学童新記録を樹立した。日本水泳連盟の小学生全国ランキングで50メートル、100メートルともに5位レベルの実力。
同ジュニア五輪へは、公式・公認競技会で所定の標準記録を突破し、出場を決めた。
「泳ぐのが楽しくて、練習が大好き」といい、夏休みに入ってからは午前6時から2時間の休憩をはさんで7時間半に及ぶ猛特訓に取り組んでいる。これまでの自己ベストは50メートルが29秒67で100メートルは1分05秒73。同大会では目標を50メートルは27秒90、100メートルは1分01秒40としており、ともに突破すれば日本一。
「イルカとクリストフ・ミラーク選手が大好き」と笑顔で話す芦田さん。「まずは決勝に残って、優勝目指して頑張る」と力を込めた。