「公私ともに地域の皆さんに育ててもらった。県北から日本一になって、恩返しがしたい」。
そう話すのは、20日に東京で開幕する全国官公庁野球連盟第74回中央大会に4年ぶりに出場する岡山県の津山圏域消防組合野球部の、出口佳裕監督(30)と西村圭太主将(28)。
はたから見ていても仲の良いこの監督・主将コンビは二つしか年齢が違わず、実は小中と共に白球を追いかけた仲。スポ少では同じソフトボール、中学校では野球部に所属しており、「全面的に信頼している」と話す。
今年度監督に就任したばかりの出口監督は「若手の勢いとベテランの安定感がうまく融合し、試合を重ねるごとに強くなっている。感謝の気持ちで精いっぱい頑張りたい」。