津山中央看護専門学校=岡山県津山市=で4日、オープンキャンパスが開かれ、同校への入学を考えている人らが、校内を見学しながら看護職への理解を深めた。
県内外の高校生ら6人と保護者が参加。この日は学校祭もあり、在校生27人によるクラブ発表や学校説明などの後、各教室に設置した体験ブースを回った。
看護実習での学びを生かした手浴や看護師国家試験の過去問クイズ、鼻から胃までの長さ(45~50センチ)を当てるゲームなどを用意。手浴では同校3年生が参加者に対面で実践し、入浴ができない患者のために行う目的やリラックス効果のほか、普段の学校生活について聞き、交流を深めていた。
ドラマの影響で看護師に興味を持つようになったという島根県安来高校2年の野々内ひよりさん(17)は「手浴は初めてでとても良い体験。病院が近くにあって実習が多いのが学校の強みと知り、大学とともに視野に入れたい」と話した。
同校のオープンキャンパスは本年度4回開かれ、今回が最終日。校内の個別見学は随時募集している。
