来春卒業予定の大学、短大生らを対象にした「県北地域企業説明会」(津山広域事務組合など主催)が5日、山北の津山総合体育館で開かれた。コロナ禍に配慮して参加企業を例年の半数程度に絞った中、来場した学生は28人(前回34人)にとどまった。
美作地域から製造業、卸・小売業、福祉関連などの29社(法人)が参加し、来場者の内訳は男子16人、女子12人。
スーツ姿の学生たちは、志望または興味のある企業の個別ブースで人事担当者から事業概要や職務内容、労働条件などの説明を熱心に聞き、詳細について質問するなどしていた。
総社市の男子大学院生(23)=津山市出身=は「システムエンジニアを目指しており、できれば地元で就職したい。さっき説明を受けた社はリモートワークに前向きで、仕事の内容や労働条件も自分に合っている感触を受けた。もう何社かあたってみたい」と話していた。
同説明会は、若者の地元定住化対策の一環として同組合、津山地区雇用開発協会が恒例で実施している。
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企業担当者の説明を聞く参加者
県北地域企業説明会
- 2021年3月6日
- 経済・産業