県教委は17日、2023年度県立高校入試の募集定員を発表した。全日制50校の総定員数は今春より40人少ない1万805人で、7年連続の減少。定員を削減しているのは水島工業のみで、美作地方の高校では変更はない。
来春の県内中学校の卒業見込み者は、今春より60人多い1万7223人と推計。多様な能力や適性により選抜する特別入試の定員枠は、普通科では従来通り全体の30%とする一方、専門学科と総合学科は原則50%としていた上限を引き上げ、50〜80%の範囲内で各校が自由に設定できるようにしている。
日程は、特別入試が来年2月8日に学力検査、同日と9日に面接や各校独自の選考を実施。一般入試は3月8日に学力検査、9日に面接などを行う。
県教委高校教育課は一般入試の出願時の平均競争率について、特別入試の定員枠が拡大した影響により、22年度の1・08倍より上昇すると見込んでいる。
美作地方9校の募集定員は次の通り。
県立高校入試募集定員
- 2022年10月18日
- 教育・保育・学校