真庭商工会は27日、新型コロナウイルス感染拡大で経済に影響が出ているとして、岡山県真庭市久世の市役所を訪れ、支援強化を太田昇市長に申し入れた。
要望は、「感染拡大防止のための万全な対策の実施」「売上回復に取り組む中小企業・小規模事業者への補助金・助成金などの支援充実」「本年度公共事業の早期発注」「施設や店舗への休業要請が出た場合の『協力金』による支援」―など9項目。
この日は山下豊会長、大月隆行副会長、岡田健商業部会長らが出席。山下会長が「相次ぐ予約キャンセルや消費行動の激減などで大きな影響を受けており、今まで以上に市と商工会の連携が必要。国、県の動きに一歩先んじた政策、終息段階には市独自の大胆な経済対策をお願いしたい」とあいさつし、太田市長に要望書を手渡した。市長は「大変な状況だが、先を見据えた取り組みをしてまいりたい」と述べた。
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太田市長に要望書を手渡す山下会長
真庭商工会、支援強化を太田昇市長に申請／岡山・真庭市
