真庭市の寺坂さん日展審査員選抜を報告

歴史・文化
         

 真庭市久世の書家で日展準会員の寺坂昌三さん(63)が、12月に開催予定の第8回日展書部門の審査員に選ばれ、18日、太田昇市長を表敬訪問した。
 奈義町出身の寺坂さんは、小学校教諭の傍ら自身が専門としているかな作品を日展に応募し続け、退職後の2015、17年に特選を受賞。現在、京都橘大学(京都市)の文学部教授や県書道連盟副会長、県展審査員なども務めている。
 日展は各部門で19人が審査員に選抜され、寺坂さんは書部門のかなを担当。「審査員の目が試され、またとない勉強のチャンスでもある。魅力的な線に仕上がっているのか、こういったポイントに着目しながら一点一点誠心誠意見たい」と、同市久世の市役所で太田市長に語った。
 短歌2首をしたためた「鐘の音」などの特選作は、市役所内に展示されている。

第8回日展の審査員に選ばれた書家の寺坂さん


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