「節分」の3日、大谷の石山寺(加藤圓祥住職)で、「星祭大護摩供」が行われ、参拝者たちの開運厄除(よ)けや新型コロナウイルスの撲滅を祈願した。
本尊・魔利支天の示現の霊岩前で勇壮な大護摩供を行った。山伏姿の僧侶たちがほら貝を吹き鳴らして厳かに儀式を始め、護摩壇に点火。参拝者らは燃え盛る炎に無病息災や交通安全、家内安全などを願う護摩木を次々とくべ、静かに手を合わせた。
恒例の豆まきは感染拡大防止のため昨年に続き中止となった。松村丞二総代長(77)=山方=は「津山の人たちの健康と安寧をお祈りしました。来年は豆まきができるといいですね」と話していた。
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護摩木をくべる参拝者