「節分」の2日、大谷の石山寺(加藤圓祥住職)で、「星祭大護摩供」が行われ、参拝者たちの開運厄除(よ)けや新型コロナウイルスの撲滅を祈願した。
早春を感じさせる柔らかな日差しが降り注ぐ中、本尊・摩利支天の示現の霊岩前で勇壮な大護摩供を行った。山伏姿の僧侶たちがほら貝を吹きならして厳かに儀式を始め、護摩壇に点火。燃え盛る炎に山伏と参拝者たちが無病息災や交通安全、家内安全などを願う護摩木をくべて静かに手を合わせた。この後、大般若転読会が行われた。
恒例の豆まきは感染拡大防止のため中止となったものの、ぜんざいの接待などがあり、喜ばれた。
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無病息災などを祈願した石山寺の大護摩供