12日に満100歳の誕生日を迎える阿波の小椋てる子さんに、津山市は6日、祝い状と記念品を贈った。
小椋さんは、1921(大正10)年に旧阿波村で生まれた。小学校卒業後は倉敷市の紡績工場で働き、20歳の時に夫・理三郎さんと結婚。帰郷してからは、林業に携わりながら子ども3人を育て、孫2人に恵まれた。現在は手作業が得意という利点を生かし、内職に励んでいる。週に2回、デイサービスにも通うなど充実した日々を送っている。
この日、阿波出張所の安東正人所長が訪問し、お祝いの言葉を述べた。小椋さんは家族や近所の人たちの世話になっているといい、「ここまで元気に過ごせるのはみなさんのおかげ。とても感謝しています」と話した。
市内の100歳以上の高齢者は現在110人(男性7人、女性103人)。最高齢は男性が102歳で、女性は109歳となっている。
p
津山市からの祝い状と記念品を受け取る小椋さん
祝百歳 小椋てる子さん(阿波)
- 2021年10月8日
- 100歳(百寿)