「里山の昆虫探検隊」が18日、岡山県津山市神代の久米ロッジで開かれ、小学生と保護者ら約20人がカブトムシやクワガタムシ探しに挑戦した。
豊かな自然の中での活動を通して親子のふれあいを図ろうと、市教委が開いて3年目。爲貞祐二さん(68)、香山節夫さん(74)の案内で約1時間半、同施設周辺のコナラ林を歩き、講師の作州野鳥の会・野嶋宏一さん(54)が採れた昆虫の特徴などを解説した。
バナナが入ったわなにはミヤマクワガタやコクワガタなどがかかっており、子どもたちは大喜びで手に取って観察していた。
向陽小=津山市=2年の東條佑洸くん(8)は「虫を探すのが楽しかった。カブトムシが採れてうれしい」とにっこり。
野島さんは「さまざまな環境下で多様な種類の昆虫がいる。子どもたちが自分の目で確認して学び、これからも、自然を愛する気持ちを育ててほしい」と話していた。
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わなにかかった昆虫を観察する子どもたち