マムシよけで知られる福力荒神社(福力)の大祭が旧正月元日の12日始まり、朝から家族連れらが参拝している。14日まで。
新型コロナウイルス禍の中、例年より少なめの人出で幕開け。訪れた人たちは安産や交通安全などを祈願した後、マムシよけになるといわれるお守りの「御浄砂(ごじょうさ)」などを買い求めていた。名物の参道の露店は90店ほど並び、まむしよけまんじゅうやたい焼きなどを販売している。本殿では神事を執り行い、毎年奉納される大崎小学校の女子児童の「浦安の舞」は中止した。
夫婦で訪れた真庭市中河内の竹本秀雄さん(79)は「家内安全を願うとともに、農作業をするのでマムシにかまれないよう御浄砂を買った。コロナの中だが、今年も参拝できてよかった」と話していた。
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マムシよけなどを祈願する参拝者