マムシよけで知られる福力荒神社(福力)の大祭が旧正月元日の1日、始まった。新型コロナウイルス感染拡大に伴うまん延防止等重点措置期間とあって人手はまばら。3日まで開き、お守りの御浄砂(ごじょうさ)やお札を販売する。
初日は本殿で神事を実施。大崎小児童による「浦安の舞」の奉納は中止した。例年だと神社周辺にずらりと並ぶ名物の露店は、地元の15店ほどに規模を縮小。マスクを着用した参拝者は、家内安全や安産を祈願し、まむしよけまんじゅうなどを買っていた。
50年近く参拝してきたという市場の山本和義さん(69)は「長生きができますようにと祈った。人も露店も少ないのは、仕方ないことだが残念だ」と話していた。
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福力荒神社で家内安全などを祈願する参拝者
福力荒神社大祭
- 2022年2月1日
- 祭事・神事・法要