第34回「岩屋城ウォークラリー」(作州津山商工会青年部主催)が3日、喬松小学校(岡山県津山市坪井上)を発着点に開かれ、秋晴れの下、家族連れらが交流を深めながらさわやかな汗を流した。
子どもからお年寄りまで47チーム、152人が参加。前日の大雨の影響で県史跡・岩屋城跡の山頂へは登らず、ふもとの登山口を折り返すコースで行った。
宇喜多秀家らに扮した「岡山おもてなし武将隊」と、「作州忍者鶴山隊」も加わって催しを盛り上げ、深まる秋の景色を満喫しながら思い思いのペースで歩いた。登山口ではストラックアウトや輪投げ、手裏剣体験などのイベントがあり、子どもたちが歓声を上げた。
同小6年の楽万駿太君(11)は「みんなで歩くととても楽しい。ゴールまで頑張りたい」と笑顔で話した。
復路では国道沿いの夢の広場で「岩屋城を守る会」によるぜんざいとポン菓子の振る舞いがあり、参加者を温かくもてなした。