岡山県津山市の美作大学の学生たちと津山地域の子どもたちが30日、津山市の院庄公民館横の田んぼで、稲刈り後の風物詩「わらぐろ」づくりに挑戦した。
同大と北園町内会子ども会、アクティブキッズが年間を通して取り組んでいる昔ながらの米づくりの一環。約30人が参加した。
同大社会福祉学科の有岡道博准教授(66)と北園町内会顧問・菅原良二さん(75)らが指導した。はぜ干ししておいた稲の束をコンバインで脱穀し、わらを積み重ねていった。時折子どもたちが踏み固め、最後に屋根をつくって仕上げた。
このあと学生たちが用意した栗ごはんと秋の味覚のサンマなど焼いてみんなで会食。家族4人で来ていた鶴山小1年の高木暁都君は「お米がどうやってできるのか分かって良かった。わらを積むのも楽しかったし、おにぎりもおいしい」とにっこり。
4年目で12月にはもちつきを行う。