B’z凱旋コンサート余韻熱く|おかえり稲葉さん2017
市民ボランティアとして奮闘した竹本真悟さん(40)=介護福祉士、下田邑。中学2年のころからB’zの熱心なファンで「稲葉さんや津山のために何か役に立ちたい」と市観光協会の竹内佑宜会長に手紙を送り、名乗り出た。
「地域にとって大きな意味のあるイベント。津山挙げてのおもてなしなので、市民も積極的に協力しなければ。ボランティアだからこそできることがある」。
凱旋(がいせん)公演に関連する新聞の特集記事を切り抜き、津山商工会館の休憩スペースに掲示。また、大型パネルが設置されたJR津山駅と、B’zのツアートラックが登場した津山文化センター周辺で、記念撮影をする人たちのためにカメラマンを買って出た。何人ものファンの希望に応じ、降り出した雨の中でも「はいチーズ!」と声を響かせた。午後6時までの予定を1時間以上延長し、ひたすらシャッターを押し続けた。
「津山の誇りである稲葉さんの公演が事故なく無事に終わったことが最大の喜び」と語り、「もし次回、地元公演が叶(かな)うなら、リニューアルする津山文化センターのこけら落としで力強い歌声を響かせてくれたらうれしい」。