第75回津山書道会会員展

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 第75回津山書道会会員展と第61回錦江会員書道展(津山書道会主催、津山朝日新聞社など後援)が8日、新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで始まり、力強く、躍動感あふれる秀作の数々が来場者の目を楽しませている。10日まで。
 美作地域の書家らでつくる津山書道会の会員25人と、同会員が指導する錦江会の4歳から100歳までの生徒が出品した計316点が並ぶ。
 書道会員展では、中国盛唐時代(712〜765年)の詩人・李白や杜甫らの漢詩、平安時代初期ごろに編さんされた「古今和歌集」から抜粋した歌のほか、調和体や古典臨書などを同会員たちが墨痕鮮やかにしたためている。昨年日展審査員となった寺坂昌三さんの作品も展示している。錦江会員展では「とら」「希望に輝く春」といった課題をはじめ、生徒たちがのびのびと書いた力作が並んでいる。
 津山書道会会員の齋藤弘香さん(69)=鏡野町馬場=は「高さ約180㌢の大型作品もあり、見ごたえのある展覧会になっている」とPRしている。
 この日は午後11時から、3年前に創設した「会長賞」の表彰式があり、受賞した津山、美作市内の小中学生9人に賞状などが贈られた。
 受賞者は次の通り。(敬称略)
 【小学生】▽幼児・1年=橋本ゆうき(勝間田)▽2年=奥山みく(美作北小)▽3年=津田菜々子(同)▽4年=橋本颯翔(英田)▽5年=高森来翔(美作第一)▽6年=中川結心(美作北)
 【中学生】▽1年=西元和夏(津山)▽2年=阿部杏音(同)▽3年=西尾夢羽(同)


秀作を見入る来場者


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