第16回春季全日本小学生ソフトボール大会(2023年3月25〜27日、静岡県牧之原市)に岡山県津山市の「佐良山ソフトボールクラブ」が出場する。全国大会に出場するのは10年ぶりで、「狙うは優勝のみ」と一層練習に熱を入れている。
日本ソフトボール協会主催で予選を勝ち抜いた全国48チームが参加。佐良山は2〜5年生の男女19人でトーナメント戦の頂点を目指す。
県予選は12月上旬に久米南町上弓削の町民運動公園であり16チームが対戦した。強みの打撃がさく裂し、初戦7ー2、2回戦10ー0、準決勝8ー0で順調に勝ち進み、決勝では岡山少年ソフトボールクラブと対決。7回まで1点を争う攻防が続き、8回裏で失点を許し、惜しくもサヨナラ負けとなったが、第2代表として出場権を得た。
練習では、ブリッジや三転倒立などの体幹トレーニングにも力を入れており、打撃や捕球にそれぞれ真剣な表情で取り組んでいる。
キャプテンの大内仁君=向陽小5年=は「家でも自主練習に励んでいる。支えてくれている家族や仲間のためにもとにかく勝ちたい」。畑田利行監督(49)は「チームが大きく成長しているのを肌で感じる。子どもたちの底力を信じて勝利に導きたい」と意気込む。
第16回春季全日本小学生ソフトボール大会 佐良山ソフトボールクラブが出場