「夢は2028年のロサンゼルスオリンピック出場です」
そう話すのは、第16回津山陸上競技選手権大会兼小・中学生記録会の走り幅跳び小学生の部で優勝した、院庄小=岡山県津山市=4年・津田幸汰君。上級生を抑え、自己記録を40センチ更新する3メートル90センチをマークした。
グローブトラッククラブ所属で、母親の千裕さん(36)がコーチ、リズムジャンプ創始者で父親の幸保さん(45)は特別コーチ。祖母の津田三保子さんはミュンヘン五輪走高跳び日本代表という陸上一家だ。
「みんなで楽しく練習するのが好き。仲間が活躍するとうれしい」といい、勝ち負けよりも自己記録にこだわる職人気質の選手。
趣味は日本100名城巡り。五輪出場と並ぶもう一つの夢は津山城の天守再建。
第16回津山陸上競技選手権大会兼小・中学生記録会で優勝した、院庄小4年・津田幸汰君/岡山・津山市