第19回くにびき杯空手道連合会大会(同連合会主催)が島根県島根市で開かれ、岡山県津山市から出場した徹心会津山の小中学生2人が部門優勝するなど、拳士5人が6種目で上位入賞を果たした。
同県のほか、岡山、鳥取県の教室から男女約80人が参加。型と組手それぞれ部門ごとにトーナメントで対戦した。熱戦の結果、小学生4〜5級型の部で津山の山下翼桜選手(東小4年)、中学生型の部で滝澤唯颯選手(鶴山中1年)が見事優勝を飾った。
山下選手は「初めて優勝できてうれしい。さらに稽古を積んで、オリンピック選手のような美しくてかっこいい型を見せたい」。滝澤選手は「試合でできなかったところや基本動作を振り返り、来年は全中に出場する」とさらなる飛躍を誓った。
指導する寿恵順治師範(75)は「稽古だけでなく日頃の礼儀作法も含めて、こつこつと積み上げてきた結果が実を結んだ。さらに高みを目指して頑張って欲しい」と期待を寄せた。
同教室の入賞者は次の通り。
【型】《小学生6級以下》③豊福(奈義小3年)
《高校・一般》▼男子=②佐古▼女子=②芦浦