県教委は27日、今春の県内中学校卒業見込み者の第2次進学希望調査(10日現在)を発表した。県立全日制50校の平均競争率は1.03倍(前年同期比0.02ポイント減)で、同時期としては2年連続で下がった。
卒業見込み者1万6650人(同258人減)のうち、進学希望者は1万6472人で98.9%。進学希望者の内訳は、県内の県立全日制が66.7%(1万985人、同0.1ポイント増)、私立全日制は19.6%(3223人、同増減なし)、津山高専は0.9%(196人、同0.3ポイント減)だった。県外への進学希望者は4.8%(786人、同0.2ポイント減)。
美作地方9校(岡山御津を含む)の学科別で競争率が最も高いのは、くくり募集の津山商業地域ビジネス・情報ビジネスで1.30倍(前年同期1.25倍)。次いで津山工業デザイン1.15倍(同1.05倍)、津山東普通1.13倍(同1.02倍)などの順となっている。
一方、定員を下回ったのは真庭看護0.28倍(同0.38倍)、同経営ビジネス0.53倍(同0.55倍)など8校16科。
県立全日制校は、特別入試が1月21~23日に出願を受け付け、2月5、6日に学力検査や面接などを実施。一般入試の出願期間は同2月25~27日で、3月11日に学力検査、12日に面接と実技を実施する。新型コロナウイルスやインフルエンザり患による欠席者らを対象にした追試は19日。