第3回「日本子育て支援大賞」奈義町が大賞を受賞

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第3回「日本子育て支援大賞」(一般社団法人・日本子育て支援協会主催)の自治体部門で、奈義町が大賞を受賞した。
 同町は2012年の「子育て応援宣言」をし、▽高校生までの医療費無料化▽在宅育児支援金月額1万5000円支給▽高校生1人あたり年間13万5000円支給▽多子世帯の保育料軽減など手厚い施策を展開。行政に加えて「なぎチャイルドホーム」など地域ぐるみでの支援策も推進し、若年層の移住・定住促進にも務めた結果、19年の合計特殊出生率が2・95(同年の全国平均1・42、県平均1・49)を達成した。
 同大賞は行政や企業の子育て支援について評価し、今回が初エントリーの同町は一連の施策と実績が認められ、東京都八王子市など3自治体とともに大賞に選ばれた。
 千葉県内で21日に行われた授賞式に出席した奥正親町長は「応援宣言から10年。この受賞は、これまで町民と共に取り組んできた子どもの成長を支えるまちづくりが評価されたもの。今後もさらに充実させていきたい」としている。


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