第36回津山朝日新聞社盾争奪一般女子ソフトボール大会(津山朝日新聞社主催、津山ソフトボール協会主管)は12日、川崎の東部運動公園グラウンドで開かれた。白熱した試合が繰り広げられ、グリーンベルトがうれしい初優勝を飾った。ラビット時代を含めると3年ぶりの栄冠。
アップル、美作ファンキーズ、グリーンベルトの3チームがリーグ戦で競った。
美作ファンキーズとアップルが激突した初戦はファンキーズが3点先制して幸先の良いスタートを切ったものの、巧者ぞろいのアップルが安定した試合運びで11―3で完勝した。
第2試合のグリーンベルト、美作ファンキーズ戦はグリーンベルトの強力打線がつながり2回までに7点を先制。ファンキーズも意地を見せ猛追するも、及ばなかった。
グリーンベルト対アップルの第3戦は事実上の決勝戦となった。実力は拮抗しており、取られたら取り返す手に汗を握る展開に。しかしグリーンベルトが3回に4得点すると流れが変わり、7―4で勝利した。
閉会式では、本社から優勝チームに楯と副賞、準優勝チームに賞状と副賞を贈って健闘をたたえ、閉幕した。
二宮宏之監督の話
「若い人も多い雰囲気の良いチーム。このメンバーで優勝できて良かった。いろんな世代のいろんな人が楽しめるチームづくりをしていきたい」と話した。
試合結果は次の通り。
◇1回戦
美作ファンキーズ
3000 3
434× 11
アップル
◇2回戦
美作ファンキーズ
003 3
255 12
グリーンベルト
◇3回戦
グリーンベルト
3040 7
1102 4
アップル
写真
初優勝を飾ったグリーンベルト