第51回全国高専ラグビーフットボール大会が神戸市で開かれ、津山高専(中国・四国第1代表)は前回に続く3位入賞を果たした。9日の準決勝では、同じ中国勢の宇部高専(中国・四国第2代表)に接戦の末に敗れた。
▽準決勝
14―12
宇部27 19津山
13―7
試合開始直後に立て続けに2トライを奪われた津山は、粘り強いプレーでボールキープを続け、前半終了までに2トライを取り返して2点差に追いついた。後半23分に津山がトライを決め、ゴールも成功して19―14と逆転。その後も津山がペースをつかんだが追加点は重ねられず、終盤に宇部が2トライを連取し、激戦を制した。
平均身長170㌢、体重68㌔と、出場校の中でも小柄な津山。体格差を補うためしっかりと走り、頭を使った速い判断で展開するチームづくりに取り組んできた。荒木祥一監督は「3位はこれまでの積み重ねの結果であり、素直に喜びたい。今後も県北のスポーツ界に明るい話題を届け、地域の力になれるような活動をしていきたい」と話した。
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相手の攻撃に果敢にくらいつく津山高専の選手(関係者提供)