第53回奈義町体力づくり町民運動会(同実行委主催)が9日、同町柿の町総合運動公園で開かれ、子どもからお年寄りまで約1000人が競技を楽しみ、ふれあいを深めた。
台風とコロナの影響で5年ぶりの開催となり、感染症対策をとった上でプログラムも短縮した。19地区を3チームに編成し、グラウンドゴルフや大縄跳び、綱引き、男女年代別リレーなどが次々に行われ、得点を競った。防災意識を高めることを目的とした新種目のバケツリレーと毛布担架搬送リレーもあり、出場した人たちは互いに協力したり、工夫したりしながら挑戦していた。
豊沢の小学4年女子は「大縄跳びは難しかったけど楽しかった。父親の応援も頑張りたい」とにっこり。滝本と西原の主婦2人(84)は「みんなと体を動かして笑ったり会話をしたりと、童心に帰った気持ちになりとても楽しかった」と話していた。
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協力しながら防災意識を高めたバケツリレー