第61回津山市消防操法訓練大会(同消防団主催)が11日、西下の勝北総合スポーツ公園で開かれた。市内の3方面隊の8分団の代表が消防ポンプの操作技術を競い合い、日頃の訓練の成果を発揮した結果、ポンプ車操法の部の阿波方面隊と小型操作ポンプの部の東部方面隊・広野分団が優勝を飾った。阿波方面隊は連続13回、広野分団は8年ぶりの快挙。
昨年は新型コロナウイルスの影響により中止したため2年ぶりの再開。今年は規模を縮小し、ポンプ車の部6チーム(30人)と小型ポンプの部2チーム(8人)が出場。開会式や表彰式を取り止め、出場選手たちは審査を終えたらすぐに退場した。
各チームは指揮者の出す号令に合わせてきびきび動き、ホースを伸ばして、放水する手順を踏んだ。審査は津山圏域消防組合の職員が行い、動きの正確さや敏しょうさ、姿勢のよさなどを細かく確認して採点した。
優勝した2チームに加え、ポンプ車の部門で準優勝となった東部方面隊・神庭分団は7月4日に岡山県消防学校で開催する県大会に津山市代表として出場する。
また、大会に先立ち、入団式も2年ぶりに行い、2019年度から新団員になった145人が訓示を受けた。
優秀選手、成績は次の通り。(敬称略)
【ポンプ車】①阿波方面隊189点②東部(神庭)153点③東部(河辺)152点
【小型ポンプ】①東部(広野)70・5点②東部(成名)70点
《優秀選手》[ポンプ車]▽指揮者=内田和郎▽1番員=寺坂亮一▽2番員=寺坂太一▽3番員=寺坂昌彦▽4番員=小椋淳二(以上阿波)
[小型ポンプ車]▽指揮者=菊池潤(成名)▽1番員=河原和哉(広野)▽2番員=安藤寛晃(広野)▽3番員=菅田雅則(成名)
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練習の成果を発揮し、操法技術を競う選手
第61回津山市消防操法訓練大会が11日、勝北総合スポーツ公園で開催
- 2021年4月14日
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