第9回「めざせ元気‼こけないからだ大崎地区大会」(健康と福祉のまちづくり大崎地区推進会議主催)が12日、大崎小学校(金井)で開かれ、地域の住民約130人が「こけないからだ体操」の基本動作を再確認しながら、交流を深めた。
新型コロナウイルス感染防止のため中止していたが、3年ぶりに再開。参加者たちは市健康増進課の安本勝博作業療法士の指導を受けながら、重りを持った手を上げ下げしたり、足を動かしたりして筋肉トレーニングを行い、和気あいあいと過ごした。
また、安本作業療法士による講話もあり「コロナ禍で人と会わずにさびしく思っていた人も、体操に参加し、体と心を元気にしよう」などと呼びかけた。岡本菊野さん(87)=池が原=は「久しぶりに友人たちとおしゃべりが楽しめて、生き生きとした時間になった」と笑顔で話した。
健康と福祉のまちづくり大崎地区推進会議の清原三郎大崎支部長は「人が集まり、ふれあう機会が増えればそれが地域住民たちの団結力となる。今後も状況をみて続けていきたい」と語った。
こけないからだ体操は、市が介護予防の一環で立ち上げた事業。同地区の植木町内会・白山クラブが初めて実施し、地域から市内各地に取り組みが広がっていった。
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こけないからだ体操を楽しむ大崎地区の住民たち
第9回めざせ元気‼こけないからだ大崎地区大会