結核に対する正しい知識の普及を図ろうと、美作保健所管内愛育委員連合会と同保健所は27日、津山市と鏡野町のスーパーや量販店で街頭啓発を行った。
「結核予防週間(24~30日)」の取り組みで、津山市と鏡野、久米南町から計約50人が参加し、7店舗に分かれて活動。
このうち上河原のノースランドでは8人が約2時間、出入り口で買い物客に声をかけ、せきが長引いて肺炎を起こす病気で飛まつ感染することや、治療に関する知識などを記したリーフレットを配布した。同時に予防啓発や途上国の対策支援に充てる「複十字シール運動」の募金も集めた。
昨年、新たに結核を発病した患者は県内で186人、うち同保健所管内は20人。今年は岡山市内で集団感染も発生している。
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結核について啓発する愛育委員ら=ノースランドで
結核に対する正しい知識の普及、美作保健所管内愛育委員連合会と同保健所、街頭啓発
- 2020年9月28日
- 医療・福祉