綱俳句会西東三鬼墓参り

祭事・神事・法要 綱俳句会西東三鬼墓参り
         

 津山出身の俳人・西東三鬼(1900〜62)の命日に合わせ、「綱俳句会」は1日、西寺町の成道寺で墓参りをした。愛好家たちが力作を献詠し遺徳をしのんだ。
 西東三鬼賞の秀逸に選ばれた保田紺屋さん(67)=押入=の「父の日や甘き匂いの殺虫剤」や、永礼宣子前代表の「陽炎をかきまぜてゐる別れの手」など同会員たちの12句をしたためた短冊を墓句碑の前に供えた。
 服部常信住職が読経する中、参列した8人は焼香をし、静かに手を合わせた。右手敦子代表は「新しいことに挑戦しようとした三鬼の心を受け継ぎ、精進をしていきたい」と話した。
 供養は1993年に西東三鬼賞が創立されてから毎年行っている。

墓句碑の前で祈る参列者たち


>津山・岡山県北の今を読むなら

津山・岡山県北の今を読むなら

岡山県北(津山市、真庭市、美作市、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、美咲町、新庄村、西粟倉村)を中心に日刊発行している夕刊紙です。 津山朝日新聞は、感動あふれる紙面を作り、人々が幸せな笑顔と希望に満ちた生活を過ごせるように東奔西走し、地域の活性化へ微力を尽くしております。

CTR IMG