美作地域のスポーツジムは順次再開、利用者がさわやな汗を流す/岡山県

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 数年来フィットネスブームといわれ、盛況を博していたスポーツジムは、新型コロナウイルスの影響で営業を制限、自粛を余儀なくされていた。緊急事態宣言の全面解除などを受け、美作地域のスポーツジムは順次再開し、待ちわびた利用者がさわやかな汗を流している。
 岡山県津山市川崎のフィットネス&スパ・カルヴァータは6月1日から約1月と1週間ぶりに営業を再開した。休業前から行っている検温やマシンなどのこまめな消毒に加え、感染防止策をさらに徹底した。
 更衣室のロッカーは数を減らし、サウナは利用を中止、プールではフェイスガードなどの着用を義務付けた。ジムエリアではランニングマシンはジグザグに設置するなどマシンの間隔をあけた。
 ジム歴15年で、3月下旬に津山市に転勤し、営業再開を待ち入会したという会社員・森本太郎さん(46)は「この2カ月は長かった。思いきり体を動かすことができて最高です」と笑顔を見せた。
 スタジオでのレッスンは15日から一部再開する。運営する津山慈風会の居森英行常務理事は「安心安全が第一。病院のガイドラインも応用して(コロナを)出さない、広げないを基本に職員とお客さんを守っていく」と話している。
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営業を再開したスポーツジムで汗を流す利用者。ランニングマシンは飛沫感染防止のためジグザグに設置されている。


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