「美作地域の看護職と看護学生との交流会」(美作地域の医療と看護を考える会主催)が9日、大田のリージョンセンターで開かれた。専門学生、高校生24人は医療現場での体験談や就職する上でのアドバイスなどを聞き、学びを深めた。
津山東高校の専攻科、美作市スポーツ医療看護専門学校の1年生、津山中央看護専門学校の1、2年生が参加。グループに分かれ、病院や保健所の関係者らと語り合った。
特定の分野において熟練した技術と知識を持った「認定看護師」のグループでは、学生たちが仕事の魅力について質問。認定看護師たちは「脳卒中リハビリテーションや救急、訪問看護など興味のある内容を突き詰めることができる」「仕事に就いてからも、自分に合うやり方や目標を見つけてほしい」などと答えていた。会に先立ち看護師や保健師による職場紹介があった。
津山中央看護専門学校2年・伊丹夏美さん(19)は「現場ならではの苦労や楽しみ、患者への対応などさまざまなことを教えてもらった。この経験を生かしたい」と話した。
交流会は同地域内の看護職場の情報発信や就職促進を狙いに毎年開いている。
美作地域の看護職と看護学生との交流会
- 2022年7月19日
- 総合