美作地域大雨被害状況

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 15日までに降った大雨の影響で、美作地域では津山、真庭市、鏡野町で倒木や道路のり面崩壊、床下浸水などの被害が発生した。一部地域で避難指示が発令された津山市では13世帯が公民館などに避難。人的被害はなかった。
 美作県民局によると、津山市加茂町戸賀で倒木があり市道が一時通行止めに。日上と上高倉、下高倉西では田んぼの畝で地滑りが発生した。阿波では市道ののり面が崩壊して通行止めに(う回路設定済み)。湯谷川に土砂が流入して溢れた水で道路が一部冠水した(復旧済み)。
 真庭市藤森では県道ののり面が約4㍍にわたって崩れ、片側交互通行規制中。一色の国道313号では倒木により一時全面通行止めに。久世の小谷川では護岸が約5㍍にわたり崩壊した。鏡野町羽出では町道が約90㍍にわたり冠水。中谷の中谷川では増水により石積護岸の一部が陥没した。和田では民家が1軒床下浸水した。
 津山市では加茂、阿波、久米地域で13世帯計22人が公民館などに避難した。
 高速道路は中国自動車道や岡山自動車道で一部通行止めに。JR在来線は津山線と姫新線、因美線で全線・一部で終日運転を見合わせた。
 県北では14日に複数地点で8月の観測史上最大の1日降水量を記録。鏡野町上斎原で198㍉、真庭市久世で169㍉、津山市で127・5㍉だった。岡山地方気象台によると、前線の影響で19日ごろまで大雨のおそれがある予報。


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