岡山県の美作地域4カ所で7日午後8時、新型コロナ鎮静を願うサプライズの花火が一斉に打ち上げられた。津山市大田、真庭市久世、奈義町豊沢、美咲町原田で約2分、雨の七夕の夜空を大輪が彩った。
津山青年会議所(JC)と真庭JCが同時に開催。感染防止を徹底するため事前告知をせずに行った。
各所で65〜75発を打ち上げた。津山のグラスハウス前で見上げていた団体職員・黒田雄基さん(27)は「暗いニュースが多いなか、一瞬忘れられてとても幸せな気持ちになりました」と話していた。
津山JCの橋本安弘理事長(40)は「緊急事態宣言が解除されても、心は解放されていない。コロナとの闘いはこれからも続くと思うが、心の閉塞感を打破し、県北に明るい豊かな日が訪れるよう祈りを込めました」と語った。
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津山市大田で打ち上げられた新型コロナ鎮静を願う花火
美作地域4カ所でJC花火/岡山県
- 2020年7月8日
- イベント