美作大学・同短期大学部(北園町)では東日本大震災から10年を迎えた11日夜、復興への願いを込めてLEDキャンドル約1300個が灯された。
学生組織「美作大学ボランティアセンター」のメンバーが中庭の縦約5㍍、横約8㍍のスペースに並べた。様子はインスタグラムやツイッターなどのSNSで配信。希望をもって前に進んでほしいとの思いで考えた「希」の文字などが、暗闇に浮かんでいた。
同センターは、震災があった2011年から、チャリティーマーケットを毎年開催して被災地に売り上げを寄付してきた。今年は新型コロナウイルス禍で中止を余儀なくされたが、メンバーで話し合い、今回の企画に至った。
代表の藤原大智さん(21)=児童学科3年=は「コロナ禍にほんろうされている中でも東日本大震災は忘れてはいけない。津山からでもできることがあると知ってもらいたい」と話した。
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復興の願いを込め、美作大の構内に並べられたLEDキャンドル
美作大学で復興の願いを込めたLEDキャンドル
- 2021年3月12日
- 教育・保育・学校