美作大学とスーパーのマルイが共同開発した食育弁当第19弾「食物繊維がとれるベジBENTO」の販売が19日、岡山、鳥取、島根県の全23店舗で始まった。短期大学部栄養学科の学生5人が「健康に気を配る女性」をターゲットに、低カロリーで必要な栄養が多く取れるレシピを考案した。
弁当は、低脂質で肉の食感に似ていると話題の「大豆ミート」を中心に、サツマイモ、カボチャなどの秋野菜を使ったおかずやごはん計9品が盛り付けられている。素材の甘味を生かした「さつまいものきんぴら」、「かぼちゃのケーキ」、大豆ミートを揚げて彩り野菜と甘辛いソースを絡めた「チンジャオロース」など、さまざまな味が楽しめるように工夫している。
初日は新型コロナウイルス感染対策を徹底し、ウエストランド店(二宮)とノースランド店(上河原)で、販売キャンペーンを行った。ウエストランド店では、開発に携わった2年生2人と同大学のマスコットキャラクター「ミマダイン」がボードを掲げるなどして買い物客にPRした。
田畑美空さん(19)と加本莉菜さん(20)は「子どもが喜ぶメニューも加え、家族で分け合えるようにしているのでぜひ買ってほしい」と話した。価格は税込み430円で、11月下旬まで販売を予定している。
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美作大学の学生らが考案した食育弁当
美作大学とマルイ共同開発弁当