美作大学・同短期大学(岡山県津山市北園町)と津山東高校(岡山県津山市林田)が30日、教育連携に関する協定を結んだ。学生らの交流や講師の派遣、設備の相互利用などを通じて、地域を担う人材育成や地方創生を目指す。
美作大学の高校との協定締結は初めてで、約10年前から取り組む両校の教育連携の成果が表れたことで進展。
協定概要は▽大学の授業への高校生の受講受け入れ▽高校生の社会的・職業的自立を促すキャリア教育への協力▽施設や設備の相互活用―など。高校生がレシピ開発した商品のみまっぱプラザ(ソシオ一番街)での販売も進める。
同大学であった締結式で、鵜﨑実学長と園田哲郎校長が協定書に署名。
鵜?学長は「両校の多くの卒業生が家庭科教員をはじめ、地域で暮らしを守る役割を果たしている。キャリア教育や地域の暮らしを考えることが将来像を形成するのに役立つ」、園田校長は「美作大学のアカデミックな校風と高校生のパワーで、地域の理想的な未来と学生の夢の実現に向け、協力していく」と述べた。
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協定書を交わした鵜﨑学長(左)と園田校長
美作大学・同短期大と津山東高校 教育連携
- 2022年12月1日
- 教育・保育・学校