美作大学・同短期大学部=岡山県津山市=の本年度入学式が3日、同大体育館で行われ、編入生や大学院生を含め340人が将来の夢に向かって新たな一歩を踏み出した。
新型コロナウイルスへの対策として来賓は招かず規模を縮小・簡略化。出席者はマスクを着用し、座席の間隔も広くした。保護者は会場には入らず、校舎内の控え室でライブ中継を見守った。
会場入り口にアルコール消毒液が設置され、新入生は検温してから入場。新入生代表の高務楓奈さん(18)ら3人が「歴史と伝統ある本学の学生として知識や教養を磨き、自立した人間として新しい時代と社会に貢献できるよう努力することを誓います」とそれぞれ宣誓した。
続いて鵜﨑実学長が「人々に貢献する専門性を学ぶとともに、人類的な視野から地域の課題を学んで地域生活の発展に寄与してほしい」と式辞。藤原修己美作学園理事長が祝辞を述べ、約30分で式を終えた。
新入生は大学228人、短期大学部100人、同専攻科11人、大学院1人。岡山や高知、島根、鳥取、沖縄県など全国の広い範囲から入学した。
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鵜﨑実学長に宣誓する新入生代表