美作大学・同短期大学部(北園町)で26日、新校舎「6号館」のしゅん工式が行われ、最新設備を整えた新たな学び舎の完成を祝った。4月から利用する。
鉄骨4階延べ床面積5277平方㍍。収容人数約100人の大講義室4室をはじめ研究室30室、約11万冊所蔵できる書庫、電子ピアノ50台を設置する音楽演習室、食品衛生学・解剖生理学の各実験室などを備える。
教室の大部分は教育効果を高めるアクティブ・ラーニングのために可動式の机と椅子を設置。給食経営管理実習室はハサップ基準に対応している。学生ホールのほか2〜4階各フロアーにラウンジを設置、大学と短期大学部の同窓会室を設けた。総事業費約19億円。
式は新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し規模を縮小して実施。関係者約30人が出席して神事が執り行われた。鵜﨑実学長は「念願の新館。これから長きにわたってこの地域を支えるエッセンシャルワーカーを育てる舞台になる」と話した。
老朽化した旧6号館と7号館(旧図書館)の機能を移す。
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1新校舎「6号館」
神事で玉くしを奉てんする関係者