美作大学・同短期大学部=岡山県津山市=で6、7の両日、七夕にちなんだ「浴衣登校」が行われた。色とりどりの浴衣や涼しげな甚平姿の学生たちでキャンパスは華やかな雰囲気に包まれた。
渡り廊下にはササ飾りがずらりと並び、「織姫と出会えますように」「痩せたいです」など学生らが願い事を記した短冊が風に揺れ、七夕ムードを演出。今年は新型コロナウイルスの影響でマスク姿を余儀なくされたものの、登校した学生たちは互いの浴衣を見せ合ったり、笑顔で記念撮影したりしていた。
講義風景も一変してきらびやかに。多目的教室であった、大学児童学科2年生の木のおもちゃを使った実習では、浴衣姿のまま積み木遊びに挑戦した。水戸川麻優さん(19)は「気分をリフレッシュできていいですね。コロナでいろいろ大変だったので、余計に楽しいです」と話していた。
浴衣登校は、七夕の日に学生有志が着用して登校したのがきっかけ。学友会の呼びかけで全学行事として定着し、30回目。
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浴衣姿で積み木をつかった実習に挑戦する学生たち