岡山県津山市にある美作高校通信制課程の本年度前期の入学式が11日、同校白梅ホール(同市山北)であり、47人が高校卒業資格の取得を目指して学び舎の門をくぐった。
新入生のほか保護者や教職員ら約90人が出席。早瀬直紀校長が「周囲の人への思いやりと感謝の心を忘れず、コロナ禍でできなかったことなどさまざまなことに挑戦してほしい」と歓迎した。
藤原修己理事長は「大きな目的や夢を持って入学した皆さんに感激している。一緒に頑張ろう」と祝辞を述べた。
新入生の名前が一人ずつ読み上げられ、代表生が「大学進学や就職、資格取得などそれぞれの夢や目標をかなえるため、気持ちを新たに日々頑張る」と誓った。
新入生は新卒23人、既卒1人、転入20人、編入3人。2001年度に開校した同校通信制には現在150人が在学し、これまでに852人が卒業した。